最近読んだ興味深い本

 睡眠不足でもないのに、食後しばらくすると眠くなる。夕方になると集中力切れ、やることがあるのにやる気にならない。そんなことはありませんか?それ、食事(血糖値)が関係しているかもしれません。今回紹介する本は、主に血糖値と脳の働きについて書かれており、最近読んだ中でとても興味を惹かれる内容でしたので、ご紹介します。ちなみに著者は宮崎県高千穂町出身の脳科学者、西剛志先生です。宮崎出身というだけで親近感が沸きますね。

 興味をひかれた内容をいくつかピックアップすると、①仕事や勉強の効率をあげるなら低GI食、②午前中の仕事の効率は、前日の朝食に何を食べたかで変わる、③美容と健康、認知症の予防にも低GI食、④受験生の夜食には絶対低GI食、⑤高カカオチョコレートの認知、記憶力UP効果、⑥使う油を変えるだけで、仕事の効率が大きく変わる、⑦亜鉛をたくさん摂って、記憶力の低下を防ぐ、 ⑧甘いものを食べたいときのフラクトオリゴ糖、⑨今飲むべき1杯のお茶、コーヒーとは、 

 院内に置いていますので興味がある方はお声がけください。

保険診療について

 日本に住んでいると、保険診療が当たり前と感じているかもしれません。保険診療は日本独自の医療制度で、自己負担額を抑えて医療を受けられる点が大きなメリットといえます。しかしながら、保険診療でカバーできる医療は限られており、先進医療や高度な医療、美容医療等は保険診療ではまかなえない場合もあります。

 保険診療は、被保険者である患者が保険料を保険者に支払うことで、医療機関にかかったときに医療費の一部を負担するだけで診療を受けられる仕組みです。その後、医療機関が審査支払機関に診療報酬を請求することで、保険者へ請求書が送られ、請求金額が審査支払機関へ支払われます。そして、医療機関へ診療報酬が支払われる流れです。
 つまり患者さんが負担した金額以外ののこりの7~9割は、審査後に医療機関へ支払われますが、厳格なルールにのっとって診療を行っていないと支払いが拒否されることがあります。

 一般の方の中にはこの仕組みが十分理解されていないことが一因と思われますが、保険適応外の薬や処置、手術を当然保険が適応されると思って来院される方、要求される方もいらっしゃいます。また過剰な量の薬を要求されたり、薬が残っているにも関わらず追加での処方を要求される場合もあります。処方薬にも保険者からの費用が支払われますので過剰な量紛失した場合の薬に対しても当然保険は適応されません。

 当院は保険診療と自由診療の両方の標榜を行っておりますので、特に厳格に両者の区別をしっかりと行い毎日の診療を行っております。保険の仕組みを理解されていない方の中には医療者に対して高圧的な態度や不満を表す方もいらっしゃいます。そのような場面に接すると医療者のモチベーション、意欲を損ねてしまい望ましくない医療の結果につながりかねません。

 世界に誇れる日本の医療保険制度の維持のためにも、今一度ご理解ご協力のほどよろしくお願いします。