スキンケア用品選択チャートおよびアプリを作成しました!

 当院では、年齢や肌質、目的、好みのテクスチャーなど、幅広い方に合うスキンケア用品を取り揃えています。しかしながら、選択肢が増えるとどれが自分に合っているのか選ぶのが難しくなります。
 そこで、多くの選択肢の中から自分に合ったブランドを選ぶチャート(右)を作成しました。まずはこれで大まかな方向性を選んでみましょう。さらに院内では独自に開発したアプリを使用し、複数のブランドから自分にあったラインの組み合わせもご提案できます。
 試してみたい方はスタッフまでお気軽にお声がけください。



 
 

GLP-1受容体作動薬(マンジャロ)を使用したダイエットについて

〈マンジャロは「美容のための痩せ薬」ではありません〉

 マンジャロ(一般名:チルゼパチド)は、GIP/GLP-1受容体作動薬です。日本では、2型糖尿病の治療薬として承認されているほか、チルゼパチド製剤には、一定の条件を満たす肥満症に対する治療薬として承認されているものもあります。
 一方で、適応となる条件を満たさない人が、単に「痩せたい」「美容目的で体重を減らしたい」といった理由で安易に使用することには、注意が必要です。特に、医学的な必要性や適応を十分に検討せず、美容・痩身・ダイエット目的で使用することは、適切な医療とはいえず、健康上のリスクを伴う可能性があります。
 厚生労働省も、美容・痩身・ダイエットなどを目的としたGLP-1受容体作動薬等の安易な使用について注意喚起を行っています。

〈主なデメリット〉
  1. 吐き気・嘔吐・下痢・重度の消化器障害
  2. 筋肉も一緒に減る可能性
  3. 胆石・胆嚢炎
  4. 急性膵炎
  5. 便秘
  6. 低血糖
  7. 薬をやめるとリバウンドしやすい
  8. 食事量が減りすぎることによる栄養不足

〈特に重要なの3つの問題〉

①「痩せる=脂肪だけが減る」ではなく筋肉・骨格筋も減る
②「食欲がなくなる=健康的に痩せる」とは限らず、低栄養・便秘・脱水などが起こる
③「薬をやめればダイエット終了」ではなく、食欲が戻ってリバウンドする可能性がある

 筋肉が落ちるとその分代謝が落ちます。結果として薬をやめるとより痩せにくい体になります。そのため、GLP-1を使うなら、「体重を何kg落とすか」だけでなく、「筋肉をどれだけ維持して脂肪を落とすか」が非常に重要です。

〈マンジャロを“美容目的”で使用する前に〉

 マンジャロは、食欲を抑えたり胃腸の働きに作用したりすることで体重減少をもたらします。しかし、必要な栄養まで摂れなくなれば、筋肉量の低下や低栄養などにつながる可能性があります。また、吐き気・嘔吐・下痢・便秘などの副作用だけでなく、重篤な副作用が起こることもあります。

「体重を減らすこと」だけを目的に、安易に使用することはおすすめできません。

 厚生労働省も「痩せる薬」として安易に使用しないよう注意喚起しています。さらに、マンジャロの個人間売買やSNSを介した違法流通についても問題視されています。本当に薬が必要な状態なのか、現在の体重・BMI・健康状態・既往歴などを確認したうえで、医師と十分に相談して使用することが大切です。

 ※美容目的で安易に使用する人が増えることで、医薬品の需要が増加し、必要な患者さんに薬が届きにくくなっている現状があります。患者さんからの問い合わせ・要望を受けておりますが、医師としての道徳的観点・リスク等を勘案し、当院ではマンジャロは扱っていません。

多汗症治療薬(プロバンサイン)について

 

 暑い日が続いており多汗症の患者さんが増えています。多汗症治療薬プロバンサイン(内服薬)ですが、出荷調整が続いており全国的に供給が滞っています。※現在薬局にもほんのわずかしか在庫がない状態です。入荷の目処もたっておらず、必要な方にも処方ができない場合があります。患者さんによっては漢方薬等にて対応も可能です。
 
 尚、腋窩多汗症治療薬(エクロック、ラピフォートワイプ)および手掌多汗症治療薬(アポハイドローション)については出荷調整等はありませんので、安心して受診してください。
 
 ご迷惑をおかけしますが、ご理解の程よろしくお願いします。

 ※2026年9月、製造元のメーカーより公式に出荷停止の発表がありました。現時点で同じ効果を有する代替薬はありません。現在、薬局にも数人分の在庫しかない状態です。