美容皮ふ科
レーザー治療
シミとは
一般にシミやあざと称されるものの種類には、老人性色素斑、そばかす、肝斑(かんぱん)、扁平母斑、太田母斑、炎症後色素沈着など、いろいろなタイプがあり、まずは確実な診断を行うことが必須です。診断の時点で間違ってしまうと、効果のない治療を漫然と継続することにもつながります。当院では専用の写真撮影機(re-Beau2)を用いて、確実な診断を行います。その診断結果をもとにレーザー、外用、内服、化粧品などの適切な治療法をご提案します。
レーザー治療の実際
レーザーには特定の色素にのみ反応して吸収される性質があります。当院で使用するQスイッチYAGレーザーは、532nmと1064nmの2つの波長を搭載し、症状に応じて使い分けることにより、幅広い適応に対応可能です。
①532nmの波長はメラニン色素への吸収が非常に高く、表在性のしみに効率よく作用します。
②1064nmの波長メラニン色素に穏やかに吸収され深在性のしみに効果を発揮します。
③ゴムではじく程度の痛みがありますが、極めて短い時間で瞬間的にレーザーを照射しますので、肌へのダメージはほとんどありません。ご希望の方には、事前に麻酔クリームの塗布、あるいは麻酔テープ貼付して治療を行います。
④当日から洗顔、入浴が行えますが、施術後は専用の軟膏を2週間程度塗布してもらいます。1~2週間でかさぶたが取れると、シミがとれた綺麗な肌が現れます。多少のダウンタイムはありますが、その他日常の生活における制約はほとんどありません。
その他
さらに、近年では1064nmによる低出力照射が行われ、色素斑を徐々に改善させる治療法として、高く評価されています。ダウンタイムや痛みがほとんどないのが特長です。
re-Beau2
再現性の高い症例写真と独自機能で小さな変化も逃さずキャッチし、肌状態を3種の写真で「見える化」します。
- カラー写真 2400万画素の高精細な写真で、肉眼では見えづらい肌状態を「見える化」
- UV写真 通常の写真ではわからない隠れたシミなどをUV光で「見える化」
- 赤み写真 表面には見えない赤みまでクリアに撮影、擦りすぎや色素斑の下に隠れた赤みを「見える化」
特徴
①これらの写真を組み合わせることで、肌を細部まで比較できるのが特長です。
②写真自体が高精細であることに加え、独自の「シンクロズームR」機能により、最大3枚までの画像を並べて同時に拡大・縮小、移動できます。
③独自形状の額あてや顎乗せ、ゴースト機能など、re-Beauは安定した撮影クオリティを約束する多数の機能が搭載されています。同じ条件で撮影することで、診察の補助材料として十分に活用でき、正確な診断・治療効果の把握に役立ちます。
④再現性の高い写真は、小さな変化も見つけることができ、治療のモチベーションにつながります。
シミに高級なファンデーションやコンシーラーを一生使い続けるより、すっぴんで過ごせる素肌美人を目指してみませんか!
シミ治療対応表
Qスィッチレーザー | レーザートーニング | レーザーフェイシャル | フォトフェイシャル🄬 | 炭酸ガスレーザー | ピーリング+イオン導入 | トレチノイン・ハイドロキノン | 内服薬・美容点滴 | |
老人性色素斑 | ◎ | △ | 〇 | 〇 | △ | 〇 | △ | |
肝斑 | × | 〇 | ◇ | 〇 | 〇 | 〇 | ||
雀卵斑(そばかす) | ◎ | △ | ◎ | ◎ | 〇 | △ | ||
ADM | ◎ | |||||||
PIH(炎症性色素沈着) | × | ◇ | 〇 | 〇 | 〇 | |||
脂漏性角化症 | 〇 | 〇 | ◎ |
フォトフェイシャル🄬
フォトフェイシャル🄬かそれ以外か・・・
肌の悩みは光で洗う..
年齢を重ねるごとに気になるシミ・そばかす、くすみ、赤ら顔、小じわ、毛穴の開き、ハリといった肌老化。フォトフェイシャル®は9種類のフィルターを使い分けることで、それらの肌トラブルをピンポイントに改善し、美しい素肌に導きます。
フォトフェイシャル®は医療機関(病院・クリニック)でしか受けられない美容医療です。化粧品やエステでは効果を実感できなかった方へのワンランク上の美肌の為の施術であり、医療機関だからこそ実現できる美肌作りです。
フィルター適応
①515nm シミ、そばかす、くすみ
②560nm シミ、そばかす、くすみ
③590nm 赤ら顔、毛細血管拡張症、シミ
④615nm 赤ら顔、毛細血管拡張症
⑤640nm 色黒の方のシミ、肝斑併発部分のシミ
➅695nm 肝斑併発部分のシミ、タイトニング、脱毛
⑦755nm 脱毛
⑧アクネフィルター 400~600nm/800~1200nm
⑨バスキュラーフィルター 530~650nm/900~1200nm
※光の波長に対するメラニンやヘモグロビンの吸収率の差を利用して治療を行います。
あなたが受けたのはフォトフェイシャル🄬??
フォトフェイシャルには“®”が表示してあります。つまりフォトフェイシャル®は登録商標なんです。光による美肌の機器は数多くありますが、フォトフェイシャル®と呼べるのは日本ルミナス社のIPLのみです。今回その新機種StellarM22を宮崎初導入です。
※ルミナス社のIPL(フォトフェイシャル🄬)以外はフォトフェイシャル®ではありませんのでご注意ください。
ワンランク上の美容施術フォトフェイシャル® – フォトフェイシャル®協会公式サイト (photofacial.co.jp)
※ニキビや酒さ、赤ら顔に悩む方に朗報!2022年6月、新たにacne filter,vascular filterを導入!
アクネフィルター
炎症性ニキビの治療に最適な2種類の波長を持つ、ニキビ専用フィルターです。
アクネ桿菌が発生させる、ポルフィリンに吸光度の高い短波長の光を含みますので、炎症性のニキビを抑え、ニキビによる赤身も早く軽減させます。
保険診療の内服、外用治療を行なっても効果が出にくい方、にきびを早く治したい方などにおすすめです。
適応:炎症性ニキビ
※学生の方、限定で特別料金を追加設定しました。
料金案内 (フォトフェイシャル🄬)
バスキュラーフィルター(血管専用)
血管病変の治療に最適な2種類の波長を持つ、血管専用フィルターです。浅部、深部に存在する血管を、同時に治療することが可能です。
適応:毛細血管拡張、酒さ、赤ら顔
レーザー治療とフォトフェイシャル🄬の違い
境界が明瞭なスポットのシミにはレーザー治療が適します。それに対してフォトフェイシャル®は顔全体の様々な肌トラブルを面で改善するのに適しています。
レーザー治療 | フォトフェイシャル🄬 | |
効果 | ターゲットが限定されている(シミならシミだけ) | 肌全体のトラブルを改善(しみ、くすみ、赤ら顔、etc..) |
施術回数(期間) | 1~2回(短期間) | 複数回 (1ヵ月おきに3回~がおすすめ) |
痛み | ゴムで強くはじかれたような痛み | ちくちくとする程度の痛み |
ダウンタイム | かさぶたができる。炎症後色素沈着が生じることも。 | ほぼなし。 |
※フォトフェイシャル®は1回では大きな変化を感じにくいですが、それがメリットであり、デメリットでもあります。ダウンタイムがないため、気づかれないうちに徐々に肌トラブル全体を改善します。定期的に施術することで後々の肌に大きな変化をもたらします。
※光治療を少なくとも年に1回、5~11年継続的に受けている患者は実年齢より平均して11歳若く見えるとの報告もあります。
Patrick Bitter ,et al. Cosmetic Dermatology , February 2013
脱毛
なぜ脱毛が必要か?
近年、若い女性のみならず、腕毛やすね毛、胸毛等を気にする男性の間でも人気となっています。脱毛をすることで清潔感が増すとともに蒸れやそれに伴うにおいからも解放され、女性からの好感度が上がりますね。さらに髭の脱毛を行うことで肌質も改善し自信にもつながります。
また最近では介護脱毛(思いやり脱毛)という言葉も頻回に目にするようになり、60歳代、70歳代以降の方でも積極的に医療脱毛をうけるようになりました。万が一自分が介護される側になったときに後悔しないように脱毛を行っておくのです。
さらに近年では小中学生の脱毛希望者も増えてきています。体毛が濃いことでいじめの対象になることも残念ながらあるようです。
肌質、毛質に合わせた脱毛機:Elite+
当院で使用するレーザー脱毛機Elite+はメラニン色素に効率的に吸収されるアレキサンドライトレーザーと皮膚の奥深くまで届くヤグレーザーを使用することができる複合機で、その安定した治療実績から名機と呼べるレーザー脱毛機です。脱毛効果の高いアレキサンドライトレーザーと色素沈着のある部位や色黒の方にも使用できるヤグレーザーの2種類の波長を組み合わせることで、一人ひとりの肌質・毛質に合わせた、最適な施術が可能です。FDA認可のレーザー脱毛機でレーザー照射時に-4℃の冷風で皮膚を冷却するので、施術時の肌へのダメージが極めて少なく、痛みも大幅に軽減されています。照射時の痛みにて過去に脱毛を断念された方も安心して施術が受けられます。さらに1回の照射面積が大きく、短時間での処理が可能になりました。ムダ毛の気になる女性はもちろん、濃いヒゲでお悩みの男性にもおすすめです。
適応
Elite+はレーザー脱毛だけでなく、シミ(老人性色素斑)、毛細血管拡張症(赤ら顔など)にも適応があります。
レーザーにて表皮および真皮に熱を加えることで、コラーゲンやエラスチンなどを活性化、肌の新陳代謝を促進し、肌の若返りを促すと同時に、表皮の角質層のピーリング効果も期待でき、角質が除去され、毛穴が引き締まり、小鼻の黒ずみの改善などの効果も認められます。
さらに皮脂腺に直接ダメージを与え、過度な皮脂の分泌を抑えますので、ニキビ肌の改善も期待できます。
また、皮膚の微小血管を加熱収縮させることで、赤ら顔の改善も期待できます。
その他
当院の脱毛は完全予約制で個室にて行います。十分に経験を積んだ女性スタッフが行いますので安心して施術が受けられます。また万が一の肌のトラブルにも熱傷専門医が対応しますので安心です。
未成年の場合には保護者の同意の下、施術を行います。
※注意点
エステサロン等でも施術が行われていますが、無資格者による施術や医療機器として認可されていない機器を使用することでトラブルが続出したため、厚労省よりレーザーは医療行為と定められています。
https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/anzen/kyougikai/h15/documents/131109-a.pdf
医療機関では高出力のレーザーを使用しますが、毛根にあるメラニンのみをターゲットにしているため肌へのダメージはほとんどありません。当院で使用するレーザーは2種類の波長を有しており、太い毛から産毛にまで対応できるとともに美肌効果も期待できます。
一方エステサロン等では医療機器の使用は認められていませんので、出力が弱く、一時的な効果しか得られないことが往々にしてあるようです。時間も期間も余計にかかりますので、一回あたりの費用は安くても、結局費用がかさんでしまいます。CM等のコストがどこから生まれているか想像すればわかりやすいですね。
脱毛機にもいろいろな種類がありますが、当院では非接触型の医療用レーザー脱毛機を使用します。一方接触型はデバイスを肌に直接接触させて施術を行います。エステサロンで使用する脱毛機は接触型であるため、衛生面での心配や施術者による結果の差、さらにはやけどのリスクなども考えられます。多くの人が共有する機械ですので、清潔かつ衛生的に、また安全に施術を行うために非接触型であることはとても重要なことなのです。
レーザーフェイシャル(レーザーシャワー)
皮膚から離して照射する中空照射のためマイルドなレーザー治療です。目的に応じてアレキサンドライトレーザーとヤグレーザーの2種類の波長の光を使い分けます。施術中の痛みはほとんどなく、温かいシャワーを浴びる感覚です。定期的な施術がおすすめです。
こんなお悩みに
●シミ、ソバカスが気になる
●肌のくすみ、肌のキメを整えたい
●毛穴が気になる、肌のたるみ
●ニキビが気になる
ロングパルスアレキサンドライトレーザー
肌表面に作用し、 周囲の組織にダメージを与えることなくメラニン色素や毛包のメラニンを選択的に破壊します。お顔全体に繰り返し照射することで、シミやそばかすを徐々に薄くしていきます。※より肌表面に近いシミに向いており、ダウンタイムのない治療です。くすみのないクリアな肌が得られます。
※境界が明瞭な濃いめのシミはQスィッチレーザーがおすすめです。
ロングパルスヤグレーザー
皮膚の内部に少しずつ確実に熱を加えることで真皮層の線維芽細胞を刺激します。その結果コラーゲンやエラスチンの生成が促され、毛穴を引き締めると同時に、きめを整え、肌にハリを与えます。いったんコラーゲン、エラスチンが生成されると、その効果は長期間にわたり持続します。
ニキビ肌に対しては、炎症で拡張した毛細血管に反応して赤みを退色させ、薄くします。さらに皮脂の排出が抑制されニキビの消退が期待できます。一旦レーザーで綺麗になったニキビは再発しにくいというデータがあります。
ディープヒーティング
波長の長いNd:YAGは皮膚の奥深くにまで作用します。少し高出力のNd:YAGを照射することで、表皮に損傷を与えず、皮膚の内部に少しずつ確実に熱を加えて皮膚深部の線維芽細胞やコラーゲンに働きかけます。その結果、皮膚内で活性化が起き、新陳代謝も高まり新しいコラーゲンや弾性繊維が張り巡らされ、小シワやタルミが改善、頬もふっくらとして健康的な肌となります。
こんなお悩みに
● ニキビ跡
● 毛穴対策
● タイトニング(エイジングケア)
多少の痛みは伴いますが、繰り返し定期的に照射することで、コラーゲンが再構築され、キメの整った健康的な状態を保ちます。1か月に1回程度の定期的な施術で肌質改善、肌の引き締め、タイトニングが可能です。
トレチノイン、ハイドロキノロン
トレチノイン
トレチノイン(オールトランスレチノイン酸)とはビタミンA(レチノール)の誘導体で、その生理活性はビタミンAの約50-100倍とされています。
皮膚に対して次のような作用を有します。
①ピーリング作用により表皮の深い層にあるメラニン色素を排出
②肌のターンオーバーを促進
③皮脂のコントロール
④長期間外用することでコラーゲンの分泌を高め、しわが減り、肌のハリを実感
治療の対象として、しみ・そばかす・肌のくすみ、小じわ、にきび・にきび痕、毛穴の開きが挙げられます。
0.025%、0.05%、0.1%の3種類を用意しています。使用する方の肌の状態に応じて選択し、リバウンド防ぐために濃度をコントロールします。通常0.05%で十分な効果が得られます。
ハイドロキノロン
ハイドロキノロンとは、メラニン合成酵素であるチロジナーゼの阻害剤であり、さらにメラニンを作るメラノサイトに対して細胞毒性があります。
すなわち、シミの原因であるメラニンの生成を抑えると同時に、今あるメラニン色素自体を薄くする効果があります。
2つの外用薬を併用する理由
お肌のターンオーバーは1か月程度で行われるのが理想的ですが、一般的に年齢とともに遅くなります。ターンオーバーが遅くなると角層が厚くなり、角質内にメラニンが蓄積することでくすみやシミの原因となります。
トレチノインを外用すると肌のターンオーバーを正常化し、厚くなった角層やメラニンを排出することでくすみがとれ、透き通ったお肌に生まれ変わります。継続して使用することで、刺激された線維芽細胞がコラーゲンの分泌を高め、小じわの減少やお肌の張りを実感できるようになります。
さらにハイドロキノンを外用すると、今あるメラニンを薄くするばかりでなく、メラニンの生成を抑えることで、新たなシミの原因を根本から予防することができます。
注意点
現在国内ではハイドロキノンは一般でも購入可能になっています。しかしながら濃度が同じであっても、基剤や添加物の違いにより好ましくない反応が強く出ることがあります。また、インターネット等では高濃度のハイドロキノン外用剤を見かけることがありますが、それ用いて美白治療を行うことで、メラノサイトが抑制され白斑を生じることがありますので注意が必要です。
当院では専用の写真撮影機(re-Beau2)にてシミの種類などの評価を行った後、厳密なスケジュールに則って治療を行っています。
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングとは
植物の酸(サリチル酸)やフルーツ酸(グリコール酸)、乳酸を用いて古い角質層を除去することにより、肌の新陳代謝・ターンオーバーが促進され、きめ細かな肌を取り戻します。
しみ、そばかす、肌のくすみ、にきび、にきび跡、小じわ、はり、毛穴の開きなどを対象とし、繰り返し行うことで肌のコラーゲンやエラスチンの産生が促され、ハリが格段にあがります。
当院では、⽇本で有数のケミカルピーリングブランドであるデルファーマが開発した天然乳酸(L-乳酸)を主体とした特別な純国産の医療機関⽤ケミカルピーリング剤を使用しています。 乳酸を主体にグリコール酸・サリチル酸を配合し、それぞれの分⼦量の違いや薬理作⽤などの特性がミックスされることで、デリケートな⽇本⼈のお肌でも、治療中の刺激や治療後の⾚みなど最小限のリスクでお肌の活性化が期待できます。 従来のケミカルピーリングで、治療時の刺激感や治療後の⾚み、⽪ムケ、かさぶたなどが治療継続の妨げになった経験がある⽅でもお試しいただく価値があります。
※治療前後の⼀連のケアの全てをデルファーマ製品を⽤いて⾏っています。
施術の流れ
①メイク落とし ②洗顔 ③薬剤を塗布 ④中和 ⑤ふき取り ⑥アイシング の全行程で
20~30分程度です。当日から入浴、洗顔ができ、翌日からはお化粧も行えます。
オプション
イオン導入、超音波導入と組み合わせて行うことでより高い効果が期待できます。定期的なケアとして行うことで後々の肌に大きな差が生まれます。
イオン導入、超音波導入
ニキビ・乾燥肌・毛穴の開き・小じわ・しみ・乾斑・くすみに効果的です。
ケミカルピーリングと併用することでより高い効果が期待できます。
イオン導入
肌の老化改善やニキビ予防に必要な有効成分(ビタミンCやアミノ酸など)を直接、電流によってイオン化(電気分解)し、皮膚の真皮層まで浸透させる治療です。美肌の有効成分を肌の奥深くまで浸透させて、活性酸素の除去、メラニン色素の排出や抑制、色素沈着の改善、ニキビ・ニキビ痕の改善、キメや張りを改善するエラスチンやコラーゲンの産生に高い効果を発揮します。イオン導入は単純に薬剤を皮膚に塗った場合より30倍以上もの浸透力があると言われています。
超音波導入
1秒間に数百万回もの物理的な超音波振動を肌に与えることで、皮膚に空洞化現象を起こし、イオン導入よりもより大きな物質をより多く導入することができます。肌質の改善に有効な成分を肌の深部まで浸透することが可能となります。それに加え深部温熱効果により、血流やリンパ流を促し肌の調子を整えます。
ビタミン、その他
※肝斑を含むシミの治療は、自由診療となります。内服薬も保険適応されませんのでご了承ください。
美白パーフェクトセット
シミ、そばかす、肝斑、ニキビ、肌荒れのすべてに対応したパーフェクトセット。
美白プレミアムセット
陶器のような肌を目指す、美白に特化した内服セット。
肝斑セット
新たなメラニンの生成を抑える成分と、できてしまったメラニンを還元・排出する働きをもったビタミンをバランスよく配合したAセット。トラネキサム酸が内服できない方のためのBセット。
肌荒れ・毛穴セット
基本セットに、健康な肌を作るのに必須なビタミンB(4種類)を加えたセット。皮脂の分泌を抑制し、べたつき、毛穴の開きを抑えます。
シミ・そばかす基本セット
リーズナブルに美白を目指したい方、美容内服薬は初めてという方におすすめのラインナップ。特に30代からのくすみが気になり始めた方へ。
〈シナール配合錠〉
ビタミンC、パテント酸を含んでいます。ビタミンCはコラーゲンの生成を促進し、メラニンの生成を抑制します。パテント酸はビタミンCの働きを助け、余分な皮脂の分泌を抑制します。
※効能効果:シミ、色素沈着、肝斑、免疫力up
〈トラネキサム酸〉
メラノサイトの活性化によりメラニンが生成されてシミができます。トランサミンが直接働きかけることによって、メラノサイトの活性化をブロックしシミを予防します。
※効能効果:抗炎症、シミ、色素沈着、肝斑
〈ノイロビタン〉
ビタミンB1、B2、B6、B12を含む総合ビタミンB配合錠です。ビタミンB群はエネルギーの運搬や老廃物の排出に欠かせないビタミンです。さらに皮脂の分泌を抑制することで皮膚や粘膜に作用し、肌荒れ、ニキビ、口内炎を防ぎます。
※効能効果:肌荒れ、ニキビ、肌質強化、肉体疲労、抗炎症
〈ユベラ〉
ビタミンEを主成分とします。血行促進、抗酸化作用を有し、細胞や肌のエイジングケアに効果があります。炎症を抑える効果があり、ニキビ跡の赤みにも効果的です。
ビタミンは脂溶性ビタミンになりますので、決められた量以上に内服しないようにしましょう。
※効能効果:抗酸化、血行促進、代謝up、くすみ、色素沈着
〈ハイチオール〉
Lシステインを主成分とします。皮脂の代謝を正常化し、ターンオーバーの遅くなった肌に作用することで、皮膚に蓄積したメラニンをスムーズに排出します。シミを薄くする効果があります。
通常の食事では十分な量を確保するのが難しいとされています。
※効能効果:ターンオーバー正常化、シミ、メラニン排出、肌質強化
〈タチオン〉
グルタチオンを主成分とします。グルタチオンは3つのアミノ酸で構成されており、人の体にも多く含まれる物質です。美白・美肌効果が高いのが特徴ですが、強い抗酸化作用があり、エイジングケアや疲労回復効果、免疫力向上にも効果が期待できます。さらに解毒作用もありデトックス効果も期待できます。
※効能効果:抗酸化、エイジングケア、肝機能強化、体内毒素排出
内服に注意を要する人
以前、薬や食べ物でアレルギー症状が出たことがある方、妊娠・授乳中、他の疾患の治療中の方などは事前にご相談ください。
美容点滴
即効性のある成分を直接体内に届けます。疲れたとき、リフレッシュしたいとき、がんばった自分へのご褒美としていかがでしょうか。定期的に行うことで、身体の内側から美容と健康に効果を発揮します。
アンチMIX special
プラセンタを多く配合し、ビタミンやアミノ酸など、若さと美しさに必要な成分を配合しています。疲労防止・疲労回復にも効果的です。
何から始めればいいかわからない方にまずお勧めの1本です。
コンデンスVC点滴
ビタミンCは美容と健康に欠かすことのできない、“絶対的かつ万能”な成分です。濃縮されたビタミンCを点滴にて直接体内に取りこむことにより、抗酸化作用、活性酸素の抑制、免疫力の向上、美肌効果、疲労回復、ストレス解消、抗アレルギー作用、抗ガン作用など、さまざまな効果が期待できます。内服や食事では補えない“確かな差”がそこには存在します。
美白カクテル
しつこいシミ・肝斑に効果的です。1~2週間に1回、定期的な摂取をお勧めします。特に紫外線の強い夏場やアウトドアスポーツの前に接種することで日焼けによるシミや肌老化の予防にも役立ちます。紫外線を浴びた後の注射でもメラニンの定着を防ぎますので、“日焼けをなかったことにする”ことも可能です。
ダイエットカクテル
胃腸の活動を活発にすると同時に必要なたんぱく(アミノ酸)を補充することで、ダイエットを効果的にサポートします。新陳代謝を促すため、冷え性改善効果やお肌にもうれしい効果が認められます。一度で効果を発揮するわけではありませんが、定期的に摂取することでエネルギーを燃焼しやすい身体に変えていきます。
疲労回復(悪酔い防止)カクテル
たまった疲れを短時間で解消します。悪酔い防止効果があるため、飲み会前後にも人気です。いわゆる“にんにく注射”の成分を含んでおり、即効性が実感できます。
エイジングケアカクテル
美肌に効果的な成分をバランス良く配合し、疲労回復にも効果を発揮します。定期的に摂取することで、疲れ知らずの身体に変えていき、内部から若々しさを維持します。睡眠の質も改善し、朝すっきりと目覚めることが期待できます。
プラセンタ(ラエンネック)
美肌・美白・免疫力アップなど様々な効果が期待できます。肩こりや疲労、不眠、その他女性特有の症状にも効果的です。特に更年期症状を自覚している方は即効性を実感し、その効果にリピートされる方が多いようです。
薄毛(男性、女性)
薄毛(男性)
薄毛の多くはAGAと言われている男性型脱毛症で、身体で分泌されるテストステロンが還元されてできるDHT(ジヒドロテストステロン)という男性ホルモンが関係しています。テストテロンと5αリダクターゼ(5α還元酵素)と呼ばれる酵素が結びつき「ジヒドロテストロン(DHT)」に変換されることで、ジヒドロテストロン(DHT)がホルモン受容体に取り込まれて、毛母細胞の働きを低下させ毛髪の成長サイクルが短くなり、髪の毛が成長する前に抜けてしまいます。
プロペシア・ザガーロ共にAGAの原因であるDHTが生成されるのに不可欠な5αリダクターゼと呼ばれるものをブロックすることでDHTが作られるのを抑制します。しかしながら、プロペシアは5αリダクターゼのⅡ型のみ、ザガーロはⅠ型とⅡ型の両方を阻害することができるため、ザガーロはより強力に脱毛を防ぐ効果が見込めます。
プロペシア(フィナステリド)
DHTに含まれる酵素・5αリダクターゼⅡ型の働きを阻害する働きを持ち、AGAの影響で乱れたヘアサイクルを正常な状態に戻します。一方、プロペシアはヘアサイクルの正常化が目的なので、直接的な発毛効果が期待できるわけではありません。
※女性は服用できません。
ザガーロ(デュタステリド)
ザガーロは5αリダクターゼⅠ型・Ⅱ型両方部アプローチすることができます。5αリダクターゼⅠ型は脂っぽい頭皮の人に見られることが多い酵素で、側頭部や前頭部、また身体全体にある毛乳頭細胞に含まれています。Ⅱ型は全体的に体毛が濃い人に見られることが多い酵素であり、AGAが進行しやすい前頭部や頭頂部に多く含まれているため、プロペシアを内服していても効果が乏しかった方にも効果が期待できます。過去に行われた試験において、頭頂部の毛髪の数、毛髪の太さ、硬毛の本数において、プロペシアに比べ1.6倍の発毛効果があったという結果が出ています。
※女性は服用できません。
ミノキシジル
ミノキシジルは、FDA が育毛剤として公式に認可している成分です。血管拡張作用や毛乳頭細胞・毛母細胞の活性化作用があり、毛乳頭細胞に働きかけることでアデノシンという成分を分泌させ、細胞増殖因子の産生を促して発毛を促進します。
プロペシアやザガーロが『守りの発毛』であるのに対して、ミノキシジルは『攻めの発毛』です。
以前は難しかった薄毛の治療ですが、現在では外用薬のみならず飲み薬などを含めてさまざまな方法を利用して治療することが可能となっています。そのほか、何気ない生活習慣や日常のストレスが原因となっている場合もあります。
シャンプーを含め日常生活における注意点、食事のバランス、サプリメントの提案などトータルにアドバイスを行います。
※悩んでも薄毛は解決されません。まずはご相談ください。
薄毛(女性)
女性の薄毛はあまりなじみがなく、治療できることを知らない方も多いと思います。女性の場合、頭の広い範囲に均等に進行し、全体の毛が抜けて薄くなります。進行すると特に頭頂部の皮膚が透けて見えるようになり、年齢的には中年期以降によく見られます。
男性型脱毛症と同じく、毛根が休んでいる期間、休止期の割合が多くなり、その結果抜け毛が増えて薄毛が進行します。しかしながら、男性型脱毛症(AGA)と異なり、前頭部のヘアライン(生え際)の後退はありません。
栄養・ホルモンバランスの乱れ、老化、ストレス、極端なダイエット、経口避妊薬(ピル)、過度のヘアケアなどが原因と言われています。
脱毛症の場合には、まず脱毛に至った原因や生活習慣へアプローチすることが大事です。
原因がはっきりしている場合にはそれに対応した対策、治療を行うことで薄毛の改善が見込めまれ、この場合保険が適応されることもあります。
リポゲイン
ミノキシジルは、FDA が育毛剤として公式に認可している成分です。血管拡張作用や毛乳頭細胞・毛母細胞の活性化作用があり、毛乳頭細胞に働きかけることでアデノシンという成分を分泌させ、細胞増殖因子の産生を促して発毛を促進します。
一般的な女性用育毛剤に含まれるミノキシジルは1%ですが、リポゲインは発毛成分のミノキシジルを女性用としては高濃度の3%配合しており、ビタミンやアデノシンなどの有効成分も含んでいるためより効果的です。
また、ノンプロピレングリコール(NO PG)つまりプロピレングリコールが含まれていないため、頭皮のかゆみや湿疹等が起きにくくなっています。
Ogshi(オグシ):日本人女性のための毛髪サプリメント
欧米人に比べ、日本人女性の薄毛のお多くは『鉄欠乏』※が大きく関わっていることが報告されています。忙しい生活の中で、バランスのとれた食事を接種するのが難しい。無理なダイエットで貧血気味。等、原因は様々です。不足しがちな栄養素+鉄分をバランスよく摂取し、発毛環境を整えます。
※びまん性脱毛患者の72%が鉄不足という報告があります。
〈配合バランス〉
髪・爪の発育に不可欠なアミノ酸、ミネラル、ビタミンB群などの14の成分を厳選絶妙なバランスで配合しています。
①Lシステイン②Lメチオニン:ケラチンを作り出す ③亜鉛④ビオチン:ケラチンの生成を補助 ⑤αリポ酸:頭皮の参加を防ぐ ➅パテント酸:毛母細胞を活性化 ⑦ヘム鉄:ケラチンの吸収を補助 ⑧葉酸:頭皮環境を正常に保つ ⑨オルニチン:代謝を促進 ⑩ナイアシン:頭皮の血行を促進 ビタミンB群 ⑪B1 ⑫B2 ⑬B6 ⑭B12:発毛・育毛に関与する重要なビタミン
〈安全性〉
GMP認定工場(医薬品と同等)により、原料の入庫から製造・出荷において製品が『安全』に作られています。
〈こんな方にお勧め〉
・脱毛・薄毛が気になる
・髪に弾力がない、髪が細くなった
・白髪予防がしたい
・産後の抜け毛が気になる
・爪がもろく割れる
エクエル
エクエルのページをご参照ください
※加齢によるものは仕方がないとこれまで諦められてきた方も多いと思います。当院では加齢による女性の薄毛にもサプリメント、外用薬など対応していますので、お気軽にご相談ください。
コロナ後遺症
最近コロナ感染後の抜け毛に悩まれている患者さんが再び増えてきました。おそらく7月8月に流行をみせた第7波の後遺症と思われます。2021年10月にブログで書いたものですが、参考にしていただけると幸いです。
ED
EDの定義は「性交時に十分な勃起やその維持ができずに、満足な性交が行えない状態」とされています。日本におけるEDの有病率は、完全型ED(常にできない)、中等症ED(しばしばできない)を合計すると1130万人(40代が20%前後、50代が40%前後、60代が60%前後)と高い有病率を示しています。また、男性不妊の原因の20.7%が勃起障害であることも判明してきました。
原因は様々ありますが、本人、あるいはパートナーにとっても大事な問題です。持病等によっては使用できない場合もありますが、疲れたときの栄養ドリンクや足りない栄養素を補うサプリメントのように気軽にトライしてみてはどうでしょうか。
ED治療薬の比較
シルデナフィル(バイアグラ)|最も歴史があるED治療薬
シルデナフィルはED治療薬として最初に認可された有効成分で、1999年バイアグラ🄬という商品名で発売されました。現在では各社からジェネリックが出ており、手頃な価格で利用できるのがメリットのひとつです。
シルデナフィルは性交の1時間前に服用することとされています。服用から平均して1時間弱で血中の薬剤濃度が最も高くなり、服用から4時間程度で効果を失います。次の服用までに24時間以上あけることが必要です。食事の直後に服用すると薬の吸収が遅れ、効果が薄れる場合がありますので、なるべく空腹時に服用することが大切です。
バルデナフィル(レビトラ)|即効性が期待できる場合も
バルデナフィルはシルデナフィルに次いで認可された有効成分で、レビトラ🄬という商品名で発売されました。
バルデナフィルは性交の30分前の服用がお勧めです。水に溶けやすい性質上一番速効性があり、吸収が早い人は15分ほどで効果を発します。硬さが出やすいことも特長です。7~8時間程度効果が持続し、普通の食事は影響がないとされますので、急な入用にも対応可能です。
タダラフィル(シアリス)|作用時間が長いのが特徴
タダラフィルは現在のところ最も新しく認可された有効成分で、シアリス🄬という商品名で発売されました。2020年に入り複数の会社からジェネリックが発売され、手頃な価格で利用できるようになってきています。
タダラフィルは作用時間の面で他の2つと大きく異なります。血中濃度が最大になるのは2時間後くらいで、1日半(36時間)程度は作用が続きます。他の2剤に比べて、ほてり等の血管拡張作用に伴う副作用が軽いのも特徴です。
シデナフィルやバルデナフィルは、ある程度正確に服用のタイミングを見計らう必要がありますが、タダラフィルは予定にかなり幅を持たせることが可能です。金曜日の夕方に服用すれば、週末効果が持続すると考えてもよいでしょう。また、タダラフィルは食事の影響を最も受けにくいとされており、その点でも使いやすい治療薬です。ただし、グレープフルーツジュースは薬の作用を増幅して副作用を強める危険がありますので注意が必要です。
ED治療薬を使えない方
①狭心症や心筋梗塞などの持病があり硝酸薬(ニトログリセリンなど)を飲んでいる方
②低血圧(<90/50mmHg)や高血圧(>170/100)
③肝酵素(AST,ALT)が200を超えるような方
④6ヶ月以内に脳卒中を起こした方
⑤3ヶ月以内に心筋梗塞を起こした方 など
ED治療薬比較表
バイアグラ シルデナフィル錠 |
レビトラ バルデナフィル錠 |
シアリス タダラフィル錠 |
|
特徴 | 世界で一番最初に開発されたED治療薬。世界的に最も有名で安心感がある。 | 一番速効性があり、吸収が早い人は15分ほどで効く。 硬さが出やすいことも特長。 |
ED治療薬シェア世界一。 他剤と比べてマイルドな効き目。 緩やかに長時間作用する。 ほてり等の副作用が軽い。 |
作用時間 | 4時間程度 | 7~8時間 | 36時間程度 |
服用方法 | 性行為1時間前 空腹時は30分程度で作用 |
性行為30分前 空腹時は20分程度で作用 |
性行為2時間前 |
食事の影響 |
食事の併用で効果半減の可能性あり。 |
食事の影響は受け難いが条件あり。 食前30分前の服用がお勧め |
食事の影響は最も受け難いが条件あり。 食前2時間前の服用がお勧め |
お酒との併用 | 飲み過ぎは、血圧低下に伴うめまい又は血流が良くなることでお酒が回りやすくなるので注意。 |
化粧品
plus RESTORE
さわらないこと、
こすらないこと、
しげきしないこと。
スキンケアも治療の一環です。
治療経過に応じたスキンケアや、治療中のデリケートな肌でもお使いいただける肌にやさしい製品。
もちろん、レーザー治療をされていない方にも広くお使いいただけます。
Cellnew+
【セルニュープラス】
美容皮膚科学に基づいた機能性化粧品です。乾燥、ハリ不足、シミ、くすみなどさまざまな肌悩みにアプローチする機能性と摩擦や落としやすさも考慮した施術後の敏感なお肌へのやさしさを追求しています。
※ノンコメドジェニックテスト済みです。
〈ピーリングソープ〉
・特徴1:マイルドピーリング作用で角質ケア
・特徴2:化粧品が浸透しやすいお肌に
【セルニュープラスDR】
グリコール酸やレチノールなどを配合し特定の肌悩みに対する美容効果を重視しています。
〈GAローション〉
・特徴1:グリコール酸配合。角質をケアしてなめらかなお肌へ
・特徴2:気になるくすみに。みずみずしく明るいお肌へ
・特徴3:アクネ菌が増えにくいpHを考慮した処方設計
Beutiful skin
肌に必要な成分だけを組み合わせて作る。それが、『ビューティフルスキン』のスキンケアです。
皮膚科学に基づいた美肌理論①つけすぎない②こすらない③洗い過ぎない。
肌が本当に必要としている化粧品だから、肌の機能を妨げず、使うほどに違いを実感します。
自分に合った化粧品が見つからない方、敏感肌・ニキビ・アトピー・酒さなどの肌トラブルを抱えている方に特におすすめです。肌を痛めにくいパウダー類もラインナップされています。
Derpharma
医療用ピーリング・治療のサポートを考えた基礎化粧品です。その中で、トラネキサム酸を配合し、主にシミ・くすみ対策に特化した商品を中心に用意しています。
アゼライン酸
アゼライン酸は、もともと小麦やライ麦などの穀物や酵母などの天然由来のものに含まれる酸(飽和ジカルボン酸)であり、普段日常的に私たちが口にしているものに含まれています。
海外では昔からニキビの治療薬として古くから使用されています。角化異常や皮脂分泌を抑制し、抗菌活性や抗炎症作用を有することで、ニキビや酒さ(赤ら顔)、脂漏性皮膚炎に対して有効とされています。またメラニン産生を抑制することから美白作用も有しています。
アゼライン酸のページをご参照ください。
【公式】DRX AZAクリア (drx-web.com)
NADICAL
毎日のケアで前向きな肌を育む
ナディカルは、肌トラブルで悩む方への新しい選択肢として誕生しました。
予防やQOL向上の観点から健やかな肌を育める商品をお届けします。
特にニキビに悩む方にお勧めです。
【公式】NADICAL(ナディカル)オンラインショップ|医療機関採用のスキンケアブランド
iniks
敏感肌、ニキビに悩む方のためのスキンケア
皮膚疾患医療用外用薬国内シェアNo1マルホが作ったスキンケア用品です。
優しいだけでなく、実感と心地よさを両立したスキンケアを、皮膚薬に特化し、肌を研究し続ける製薬会社マルホがご提案します。
【公式】バリア皮膚科学で、敏感肌のそばに。 | iniks(イニクス)
☆イニクスから角栓毛穴ケア商品新発売☆
・ACモイストウォッシュパウダー:毛穴をふさぐ角栓を、W酵素の力ですっきりオフ。
・ACモイストCコンディショナー:化粧水、美容液、乳液、クリームの役割をひとつに、4種のビタミンC(整肌)配合しています。
soda spa from platinum 12,000
12,000ppmの高濃度炭酸ガスを、クリームのように滑らかな濃密泡に閉じ込めた全く新しい炭酸パック洗浄剤です。
濃密な泡が毛穴につまった汚れや皮脂、古い角質をすっきり落とすことで、くすみの改善とさまざまな肌トラブルを解決します。洗い流すだけの簡単パックで、顔、髪、身体を内側から輝く美しさへと導きます。
※血行不良による目の下のクマや首筋のシミ・シワの解消に効果的です。髪や頭皮に使用することで、頭皮のコンディションが整い、髪にもハリと艶が生まれます。
1.適量(直径約5㎝)を手に取り、乾いたお肌にのせていきます。
※メイクは落とした状態でお使いください。
2.泡をクッションにして、顔の中心から外側へとやさしくマッサージするように塗布します。
3.泡全体に行き渡ったら、5分程度パックし、十分に洗い流します。
血行不良でくすみがちな肌、乾燥による小じわにも働きかけます。
アゼライン酸
アゼライン酸は海外では昔からニキビの治療薬として使用されている成分ですが、日本ではあまり知られていません。海外では、医師が処方する医薬品として使用されている場合もありますが、日本では医療用医薬品としては認可されておらず、「化粧品の含有成分の1つ」という位置づけになっています。
アゼライン酸は、もともと小麦やライ麦などの穀物や酵母などの天然由来のものに含まれる酸(飽和ジカルボン酸)であり、普段日常的に私たちが口にしているものに含まれています。そのような天然のものに含まれている成分であるため、肌に塗ったときの刺激感が少なく、妊娠中のニキビ治療にも使用が可能です。
アゼライン酸の効果としては、
● 角化異常を抑制(古い角質が詰まり、角栓ができるのを抑制する)
● 抗菌活性
● 皮脂分泌を抑制
● 抗炎症作用
● メラニン産生を抑制 など
があります。これらの作用を期待して、ニキビや酒さ(慢性的な赤み、ほてり)、脂漏性皮膚炎の治療にも用いられています。30年以上にわたり、世界各国でニキビ用医薬品として承認、使用されており、欧米のニキビのガイドラインでは、アゼライン酸による治療はセカンドラインでも推奨されていますが、日本では、皮膚科学会が策定している「尋常性痤瘡治療ガイドライン 2016」において、アゼライン酸による治療は、「推奨度:C1(面皰・炎症性皮疹に,アゼライン酸外用を選択肢の一つ として推奨する.但し,保険適用外であることに配慮す る必要がある)」とされています。副作用がなく比較的安全に使えることを考慮すると、アゼライン酸はニキビや酒さ(赤ら顔)、脂漏性皮膚炎に対して使用することは、有効であると思われます。
エクエル
女性は一般的に40歳を過ぎたころから急激にエストロゲンの分泌量が低下します。この女性ホルモンの乱れによって、息切れ、動悸、のぼせ、肌荒れ、その他の不調をきたすようになります。さらに年齢とともに高脂血症や高血圧、骨粗しょう症、手指の関節炎などの病気を発症しやすくなるのもホルモンの乱れが深く関係しています。
エクオールは、女性ホルモンに似た働きをする物質であり、急激に乱れたホルモンバランスを整えて以下のような症状を緩和させる効果が期待できます。
・更年期症状の緩和
・骨粗しょう症の予防と改善
・肌のしわを減らす美肌効果
・ダイエット効果
・髪にハリ、コシを与える効果
①出産後のホルモンバランスの乱れによる抜け毛 ②更年期の女性ホルモンの低下による抜け毛 ③閉経後の女性ホルモンの乱れによる抜け毛 ④ストレスや生活習慣病のホルモンバランの乱れによる抜け毛 などに当てはまる方はエストロゲンの減少が原因として考えられ、特におすすめです。
エストロゲン(≒エクオール)、4つの育毛・発毛効果
①コラーゲンの生成を促して髪にハリやコシを与える
②毛母細胞を活性化する
③毛周期(ヘアサイクル)を整える
④男性ホルモン(テストステロン)の影響を抑制する
肥満対策
サノレックス
サノレックスは、厚生労働省から唯一承認を受けている食欲抑制剤です。高度肥満症(肥満度が70%以上またはBMIが35以上)の方に向けて、食事療法や運動療法の補助として服用されています。
最近では食欲抑制効果から、「無理な食事制限なく瘦せる」とダイエットを目的とする方に注目を集めている薬です。
効能効果
サノレックスの有効成分である「マジンドール」は、脳の視床下部に直接作用し、食欲を抑制するはたらきを持っています。少量の食事で満足感が得られるようになり、カロリーの摂取量が自然に抑えられます。
ただしサノレックスを内服したから瘦せるというわけではなく、代謝が促進されて消費エネルギーが上がりますので、適度な運動でより体重の減少が期待できる薬です。
飲み方と服用期間
・1錠(0.5mg)を1日1回昼食前に服用します。
・1日最高服用量は3錠(1.5mg)までですが、その場合2~3回に分けて食前に経口服用します。
・服用期間はできる限り短期間として3ヵ月を限度に考えます。それ以降も内服をご希望の方は休薬期間が必要になります。
・1ヵ月以内に効果のみられない場合は服用を中止します。
副作用
基本的な副作用としては、口の渇き、吐き気、便秘、不眠、頭痛、動悸などがあります。
注意事項・内服できない方
※初回内服時には採血が必要です。
・肝臓・腎臓の病気の方
・ 妊娠中・授乳中の方
・緑内障の方
・ 脳血管異常のある方
・薬物・アルコールの乱用歴のある方
・向精神薬や安定剤などを内服をされている方
・MAO阻害薬(パーキンソン病治療薬)内服中の方
防風通聖散
防風通聖散とは
18種類の生薬からなる漢方薬です。これらの生薬の中でも特に重要な働きをするのが麻黄、甘草、連翹、大黄で、脂肪の燃焼や便秘の解消に大きな役割を果たしています。
服用の仕方
1日3回、食前に水またはお湯で服用します。
※ダイエット目的の飲み方にはコツがあります。詳しくは医師にご相談ください。
効果
①肥満の改善
防風通聖散に含まれる山梔子や麻黄といった生薬には脂肪細胞を活性化する働きがあります。これによって脂肪の分解・燃焼が促進されて、お腹周りの脂肪を減らすことが期待できます。
また、防風通聖散には食事として摂取した脂肪が体内に吸収されるのを妨げたり、便通を促進することで便とともに脂肪を体外に排出したりする働きもあり、余分な脂肪が体内に蓄積されるのを防ぐ効果も期待できます。
②便秘の解消
防風通聖散に含まれる大黄や芒硝と呼ばれる生薬には便を緩くして便通を促進する働きがあり、便秘を解消することが期待できます。このため、肥満体型でなくても慢性的な便秘に悩まされている方には防風通聖散の服用が有効です。
③その他の効果
防風通聖散には、他にも、高血圧や肥満に伴う動悸、肩こり、のぼせ、むくみ、副鼻腔炎、湿疹、皮膚炎など様々な症状に対して効果があるとされています。
こんな人におすすめ
・比較的体力がある
・便秘がち
・お腹周りの皮下脂肪が特に多い
※便秘等の症状がある方は保険が適応される場合があります。
アクネトレント(イソトレチノイン)
アクネトレントとは
アクネトレントはイソトレチノインというビタミンAの一種で、①皮脂の分泌を抑える作用、②アクネ菌に対する抗菌作用、③抗炎症作用に優れているため、重症の炎症性ニキビに対して大きな効果が期待できます。
アクネトレント(イソトレチノイン)は、海外において中等度~重度のニキビ治療に広く用いられ、欧州や米国の治療ガイドラインでは高いレベルで推奨されており、全世界で30年以上前から使用されています。
アクネトレント(イソトレチノイン)は、別名「飲むピーリング」とも言われており、皮膚面の古い角質が適度に剥けることで、毛穴が引き締まり、皮膚にハリツヤを与え、ニキビ跡の凹凸を滑らかにする作用も期待できます。
※使用した患者さんの90%以上で改善が見られ、再発率は30%以下とされていますが、残念ながら1~2%の患者さんには、全く効果が認められないと報告されています。
このような方におすすめ
①保険治療、自由診療を含めたその他の治療をしっかりと行なっているにもかかわらず、ニキビの再発がコントロールできない重症ニキビの方
②炎症の激しい嚢胞性にきびや結節性にきびがある方
③それにより、瘢痕を残す可能性が高い場合と予想される場合
治療のながれ
1 日 1 回内服(食後) 20mg (1 錠)/日から開始します。治療開始後1ヶ月間は、約3割の患者さんに一過性のニキビの増悪(好転反応)が認められます。個人差はありますが、早い方で4~12週間、通常16~24週間ほどで効果が期待できます。
改善が乏しい場合には40㎎(2錠)に増量する場合もあります。
通常6ヶ月を1クールとして内服を終了します。継続する場合は最低2か月の休薬期間をおいて再開します。
アクネトレント(イソトレチノイン)の世界的コンセンサス
①イソトレチノイン内服は、非常に重度のニキビ(嚢腫性ニキビや集簇性ニキビ)に対する最後の切り札である
②通常0.5〜1.0mg/kgの用量が推奨されている
③治療期間は4-6ヶ月間とする
④再燃や再発を防ぎ寛解状態を保つための累積投与量は120-150mg/kgである
⑤イソトレチノイン療法は、ニキビが完全に消失するまで続ける必要がある
起こりうる副作用
【重大な副作用】
・妊娠中の内服による、胎児に対する催奇形性
・うつなどの精神疾患(幻覚、幻聴)自傷行為、自殺企図
【その他の副作用】
・皮膚や粘膜の乾燥症状
・発疹、軽度の痒み ・眼瞼炎、結膜炎
・頭痛(高用量を内服した場合)
・筋肉痛、関節痛、横紋筋融解(運動中や運動後に生じやすいです)
・肝機能低下
・脱毛
・めまい、吐き気
などがありますが、皮膚や粘膜の乾燥症状以外は、まれな副作用です。
高頻度 | 皮膚や粘膜の乾燥・皮むけ | |
10%未満 | 光線過敏症・ドライアイ・喉の乾き・鼻出血・頭痛 | |
0.1%未満 | うつ病・急性膵炎・消化管出血・横紋筋融解症・黄疸・突然の視力低下・アナフィラキシー |
治療を受けられない方
・妊娠中、妊活中、授乳中の方
・15歳未満(成長期)の方
・テトラサイクリン系(ミノマイシン、ビブラマイシン等)の薬を内服中の方
・うつ病、その他精神疾患のある方
・肝機能、腎機能障害のある方
・中性脂肪、コレステロールの高い方
・糖尿病の方
・炎症性腸疾患のある方
・パラペン、大豆、ピーナッツアレルギー等のある方
・フルクトース不耐症のある方
・ビタミンA内服中、ビタミンAでアレルギーを生じたことがある方
・レーシック手術前後6カ月の方
併用に注意が必要な薬剤、サプリメント等
・内服ステロイド薬
・抗てんかん薬(フェニトイン等)
・サプリメントを含むビタミンA製剤