疲れた身体を癒す入浴

 入浴による健康効果

 寒い日が続いていますが、温かいお風呂にゆっくりつかると一日の疲れが軽くなります。それには入浴がもたらす2つの健康効果が関係しているといわれています。
 一つ目にホルモンの作用による幸福感です。温かいお湯につかるとストレスを緩和する『オキシトシン』が増え、逆にストレスを受けたときに分泌される『コルチゾール』が減ることが分かっています。シャワーだけのの人よりも湯船につかる人の方が幸福度が高いというデータがそれを裏付けています。
 二つ目にお湯につかることによる健康増進効果です。①身体を温める『温熱作用』、②重力から解放されて身体が軽くなる『浮力作用』、③水圧で身体を緩やかに締め付ける『水圧作用』が主なものです。
 これらの作用によって体温が上がって血流がよくなることで、疲労回復、免疫力アップ、睡眠の質の向上などが期待できます。

 入浴の基本

 お湯の温度は40℃、時間は10分が基本です。熱すぎるお湯は交感神経を刺激し、血圧が上昇して、むしろ疲れを残してしまいます。また皮脂が溶けだし皮膚の乾燥も来しやすくなります。40℃のお湯に10分程つかることで深部体温が1℃上昇し身体の隅々まで血流が行きわたります。また全身浴をすることで、水圧作用により身体のマッサージの効果が得られ、疲れの改善が期待できます。

Bull Bull Pen導入しました!

ゲートコントロール理論という理論に基づいて、Y字のペン先を皮膚にあてると先端がぶるぶると震え、この振動で注射時の痛みを軽減するという画期的な機器です。
 局所麻酔やボトックス、ヒアルロン酸等の薬剤注入時の痛みを劇的に軽減しますので、安心して施術が受けられます。

明けましておめでとうございます。

 明けましておめでとうございます。年末に業者さんに院内の清掃を依頼し、1年10か月の汚れを一掃していただいたおかげで、綺麗になったクリニックと気持ちのよい新年を迎えることができました。
 年始には初日の出を拝みに、恒例の日の出登山に行って来ました。今年は天候もよく、最高の初日の出が拝めました。2023年、そろそろコロナも落ち着いてよい1年になることを願っています。

サノレックス®の途中経過

 10月よりサノレックス®の取り扱いを始めています。

 サノレックス®は、厚生労働省から唯一承認を受けている食欲抑制剤です。最近ではその食欲抑制効果から、「無理な食事制限なく瘦せる」とダイエットを目的とする方に注目を集めている薬です。

 当院における実績としては、間食が減ったという方や、食欲自体はあまり変化を感じないという方もおられますが、およそ2か月を経過して、1か月あたり2~4キロ痩せている方が多いようです。


 ※ 詳しくは美容皮ふ科(肥満対策)のページをご参照ください。

価格改定(値下げ)のお知らせ

 仕入れ価格の変動等により、ヒアルロン酸注入治療の価格を見直しました。より受けやすい価格に設定してあります。気になる方はお気軽にお問い合わせください。※表示はすべて税込み価格です。

 ジュビダームビスタ ボリューマXC 1本 110,000円 ⇒ 77,000円
          ボリフトXC  1本 110,000円 ⇒ 77,000円
 同日、複数本注入に場合にはさらにお得な価格になります。
                 2本 143,000円
                 3本 187,000円

日焼け止め編

日焼け止めまでがスキンケア

 肌老化の8割は紫外線とされています。逆に言えば紫外線を完全にカットできれば老化の8割を予防できるということです。
 紫外線の中でもUVAは皮膚の奥深く、真皮層まで達し、たるみやしわの原因となります。日焼け止めではUVAから肌を守る指標としてPAを見ます。UVBはUVAに比べて波長が短く、表皮層で赤みやシミの原因となります。同様に日焼け止めSPFが大事な指標になります。
 また紫外線は晴れの日も曇りの日も、雨の日でさえも、降り注いでいます。夏と冬を比べてもそこまで大きな差は見られません。ですので、日焼け止めは一年中必須です。朝洗顔をしたら、日焼け止めを塗るまでがスキンケアと考えましょう。

追記:
 最近ではSPF50程度の商品が多く、SPFの値がより気にされているような風潮がありますが、個人的にはPA値の方が重要と思っています。なぜならばメラノサイトはメラニンを産生することで紫外線から肌の細胞を守る役割もあるからです。紫外線をあびて赤みがでたり、こんがりやけたりするのはある程度自然なことだといえます。白色人種に皮膚ガンがメラニン色素が少ないことが考えられます。
 

クリーム編

クリームの役割
 ①肌から潤いが逃げるのを防ぐ
 ②乾燥や紫外線、ほこりなどの刺激から肌を守る膜

 年齢や季節によってはかならずしもクリームを必要としない場合もありますが、クリームの油分により膜をつくることで、肌を守ります。またクリームは豊富な訴求性分を配合する事も可能です。

塗ったら5分はそのまま放置!

 化粧水、乳液の後にハンドプレスして、顔全体になじませたら、5分ほどそのまま放置します。その間に肌が必要な油分を吸収して、自然と肌になじみます。こうしてしっかりとクリームがなじんだ肌は、時間がたってもべたついたり、化粧崩れが起きにくくなります。

 次回は日焼け止め編です。

乳液編

 保湿には水分と油分の両方が必要です。

 化粧水編でも述べましたが、肌のうるおいを保つには水分と油分、この二つをバランスよく入れるのが重要です。その両方を補うには、水分と油分の両方を含み、水との親和性の高い乳液を使うのがベストです。先に入れた化粧水と乳液がうまく混ざり合って初めて、うるおった肌が実現できます。

 ①500円玉大の量を目安に、手のひらに出した乳液を、両手を合わせてすりすりと全体に広げます。
 ②肌を包み込むように手のひらを顔にのせて、優しくハンドプレスします。決して手をすべらせません。

 次回はクリーム編です。

化粧水編

 そもそも角質層とは角質が10~20層積み重なった約0.02mm(食品用ラップと同じくらい)の層です。この角質層に水分量が30%あるのが肌にとってはベストな状態と言われています。
 肌のうるおいに必要なのは水分と油分、これらをバランスよく入れるのが重要です。このうち水分を角層内入れるのが化粧水の最重要任務です。
 化粧水のおよそ9割は水で、残りの約1割は美容成分、保湿成分で構成されていますが、化粧水に含まれる美容成分や保湿成分を角質内に届けることで角層内に水分を満たし、スキンケアの土台を作ります。

 ①500円玉大の量を目安に、手のひらにとった化粧水をハンドプレスし全体に馴染ませます。決して手を滑らせません。
 ②これをくりかえし、手のひらに化粧水が残るようになったら、角質層が満たされたサインです。

 次回は乳液編です。

保湿

①ハンドプレス
 クレンジングや洗顔でこすらないように気をつけても、保湿の際にこすってしまっては本末転倒です。肌を優しく包み込み、手の体温で肌に水分を入れてあげます。
②夜よりも朝の保湿
 時間のない朝は手を抜きがちですが、紫外線や外の空気にさらされる日中の方がよりスキンケアは重要です。保湿をしたらすぐに日焼け止めを塗って、10分は待ってからお化粧をします。皮脂がなじんで化粧崩れを起こしにくくなります。
③保湿、日焼け止めまでを一連のながれで
 朝起きたら、洗顔、保湿、日焼け止めまでを一連の流れで行うのがおすすめです。理由は先に述べた通りで、朝食などの後にお化粧をすればメイクが崩れにくくなります。

次回は化粧水編、乳液編と続きます。