volnewmer®

高周波(RF)治療器ボルニューマ®

 ボルニューマ®は、真皮・脂肪層に働きかけて、たるみを引き締める最先端のRF治療機器です。その最先端RF治療機器ボルニューマ®が11月に宮崎初上陸です。

 高周波(RF)治療器には、電極が1個の「モノポーラ式」、電極が2個の「バイポーラ式」、電極が3個の「マルチポーラ式」があります。ボルニューマ®は真皮層・脂肪層といった深い部分の治療を得意とするモノポーラ式RF治療機器です。

 モノポーラ式RF治療機器と言えばサーマクールが有名ですが、サーマクールは施術時の痛みが強く、途中で断念する方も多くみられました。ボルニューマ®はサーマクールと同じ6.78Hzの高周波をかなりの高出力で照射しますが、4段階の振動と水冷式の冷却方法により、痛みや熱感が大幅に緩和されています。

 ボルニューマ®によって与えられた熱は、肌の内部で小さな炎症を起こします。その結果、炎症を起こした細胞は治ろうとする創傷治癒過程をたどるため、コラーゲンを増生して皮膚組織を再構築します。この反応を利用しているのがボルニューマ®によるたるみ治療です。熱エネルギーによって組織の再構築を促すことで、内側から引き締めると同時に真皮層の線維芽細胞を刺激し、肌本来の再生能力を引き出してたるみやハリ、シワを改善させます。

施術の流れ(施術時間:30分~60分)

①メイクを落とし洗顔します。
②腹部または背中に電極パッドを装着します。
③施術部位にジェルを塗布し、照射を行います。
 皮膚が薄い骨の上等、部位によっては熱感や痛みを感じる場合がありますが、麻酔なしで施術が行える程度です。
④施術後ジェルを拭き取り洗い流します。
⑤3~6カ月おきの定期的な施術がお勧めです。

禁忌事項

①心臓疾患のある方、埋込型ペースメーカー、埋込型除細動器(ICD)など
②金属糸、金属のプレートを埋め込んでいる方(歯科インプラント等は除く)

注意、要確認

①妊娠中、授乳中の方
②施術部位に手術の既往のある方(シリコン、プロテーゼ、レーシック等)
③糖尿病、てんかん、過敏症、ケロイド体質等
④止血機能障害のある方、抗凝固剤内服中の方
⑤その他、皮膚がん、重度の皮膚疾患(ニキビ、皮膚炎、感染症、外傷等)

副作用・合併症

①熱感、紅斑、浮腫、内出血、火傷、水疱形成
②単純ヘルペスの再活性化
③皮膚の凹凸、拘縮(しこり)
 ※熱感、赤み以外はまれな副作用です。

ボルニューマ®とハイフの違い

 たるみ治療機械としてはハイフも有名ですが、ハイフとボルニューマ®はまったく異なるアプローチでたるみを改善します。
 ハイフは高密度焦点式超音波を使っており、肌の土台であるSMAS層にピンポイントで熱を発生させます。熱により肌の土台が引き締まることで、皮膚を引き上げることができ、たるみを効果的に改善させることができます。
 一方、ボルニューマ®は高周波(RF)を使用しており、ハイフではアプローチが難しかった肌の浅い層の引き締めが可能です。広範囲に熱を伝えることで、肌全体をすっきり引き締める効果が期待できます。

ボルニューマ®ハイフ
エネルギー高周波(RF)高密度焦点式超音波(HIFU)
照射の深さ真皮〜脂肪層中間までSMAS筋膜まで
熱の伝わり方広範囲ピンポイント
効果肌全体の引き締めふっくらとしたハリと弾力アップ肌の土台から引き締めてたるみをリフトアップ
効果を感じ始める時期施術後1ヶ月がピーク施術後3週間~1か月ほどがピーク
施術の間隔6か月に1回3〜6か月に1回
※ボルニューマはハイフよりも熱変性がやさしいため、時間をかけてゆっくりとたるみを改善します。
※ハイフは顔の脂肪やたるみが少ない人では、頬がこけてしまう場合があるので注意が必要です。