ヒアルロン酸

目指せ!マイナス15歳

 自分の顔の気になるポイントは?と尋ねると①たるみ ②シミ ③しわ、というアンケート結果があります。逆に友人の顔で気になるポイントは?というアンケートでは①たるみ ②しわ ③シミ、という結果になります。またCGを使ったシミュレーションで、シミを消すと実年齢から-1歳、しわをなくすと-10歳、シミもしわもなくすと-15歳若く見えるとの結果もあります。
 メスを使わない方法で15歳も若く見られるなら、日々の生活にもハリが出て、より充実した人生が送れそうですね。

トータルフェイシャルトリートメント

 以前は、ほうれい線などの気になる部位に直接ヒアルロン酸を注入することで、溝を埋める『線の治療』が主体でしたが、最近では顔の形態を3次元的にとらえ、顔全体のバランスを重視してリフトアップさせる『面の治療』にシフトしています。
 しわを考えるときに、一般的に皮膚のたるみを想像しますが、加齢により、皮膚のみならず、骨格・靭帯・脂肪・筋肉にも加齢変化を生じています。それを解剖学的に捉え、最適な部位に適正量注入することで、土台から若返りを図り、自然なリフトアップ効果とバランスの良い美しい顔を目指す『トータルフェイシャルトリートメント』が主体となっています。
 ヒアルロン酸にも様々な種類があり、部位や目的にに応じて使い分けます。それによりFoundation(土台)、Contour(輪郭形成)、Refinement(微調整)が可能になります。

製品 ボライトXC ボルベラXC ボリフトXC ボリューマXC ボラックスXC
目的 肌質(保水性、弾力性等)の改善
小じわの改善
口唇のボリューム増大
しわ・へこみの修正
しわを埋める 減少したボリュームの
改善
ボリューム増大
輪郭形成
使用部位 頬・額・頸部 唇・tear trough
ほうれい線・口回り
マリオネットライン
eyebrow
中顔面・こめかみ あご
フェイスライン
ポイント

 年齢による顔の変化は表面だけで起こっているわけではありません。実は、年齢を重ねると骨、筋肉、皮下脂肪、皮膚のそれぞれが“痩せ”てボリュームを失います。骨粗しょう症と聞くと腰椎や大腿骨をイメージしがちですが、実際には顔面骨も徐々に密度を失い、“痩せ”て小さくなっていきます。土台(骨)が下がったうえに、筋力が弱まり、皮下脂肪や皮膚自体も“痩せ”てその場にとどまることができなくなることで、重力によるたるみを生じているのです。
 したがって、しわの改善には、その根本原因をしっかりと理解したうえで、ボトックスやヒアルロン酸を組み合わせて施術を行うことが重要になります。