2022.11.14 / スキンケア ワンポイントアドバイス
日焼け止め編

日焼け止めまでがスキンケア

 肌老化の8割は紫外線とされています。逆に言えば紫外線を完全にカットできれば老化の8割を予防できるということです。
 紫外線の中でもUVAは皮膚の奥深く、真皮層まで達し、たるみやしわの原因となります。日焼け止めではUVAから肌を守る指標としてPAを見ます。UVBはUVAに比べて波長が短く、表皮層で赤みやシミの原因となります。同様に日焼け止めSPFが大事な指標になります。
 また紫外線は晴れの日も曇りの日も、雨の日でさえも、降り注いでいます。夏と冬を比べてもそこまで大きな差は見られません。ですので、日焼け止めは一年中必須です。朝洗顔をしたら、日焼け止めを塗るまでがスキンケアと考えましょう。

追記:
 最近ではSPF50程度の商品が多く、SPFの値がより気にされているような風潮がありますが、個人的にはPA値の方が重要と思っています。なぜならばメラノサイトはメラニンを産生することで紫外線から肌の細胞を守る役割もあるからです。紫外線をあびて赤みがでたり、こんがりやけたりするのはある程度自然なことだといえます。白色人種に皮膚ガンがメラニン色素が少ないことが考えられます。